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働く人の花粉症対策!厚生労働省発の予防と対処法をご紹介

木村さえこ 木村さえこ

こんにちは。AOKISM編集者の木村です。冬の終わりから春にかけては、「花粉」が気になるシーズンですね。
これをお読みのあなたは、大丈夫ですか?
気象庁によれば、2018年は「東北の飛散量は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍」といった予測も出ています。
東京のスギ花粉のピーク期間は3月上旬から4月上旬までの約1カ月といわれています。
私の周りの方々も、最近「くしゃみが…」や「鼻水が…」などということを話題にする方が増えてきたような気がします。
そこで今回は、現代の国民病とまで言われる「花粉症」の予防と対策について、厚生労働省のWEBサイトを中心にしっかりとリサーチさせていただきました。
ぜひお読みいただいて、皆さまの健康な暮らしにお役だていただけると嬉しいです。

目次

  • そもそもなぜ?花粉症の起こる仕組みと症状
  • その症状は風邪?それとも花粉症?チェックシート
  • 保存版「花粉カレンダー」
  • 日常で出来る花粉症対策
  • 最後に

そもそもなぜ?花粉症の起こる仕組みと症状

くしゃみが出たり、鼻水が出たり、不愉快な症状が現れる花粉症。
今ではなんと国民の25%が罹患しているという調査もあります。
主な症状としては、アレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎があげられます。このような辛い症状が出る原因を握っているのが「IgE抗体」という物質です。
花粉に限らず、様々な物質が体内に入ると、身体はそれを受け入れるのか排除するのかを考えます。
異物と判断された場合は、その物質を体外に排除するため、IgE抗体がつくられ、アレルギーの原因となる細胞とくっつきます。そして、「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」というアレルギーの症状の原因となる物質を放出し始めます。
すると体は、異物を排除するための働きとして、くしゃみ(花粉を押し出す)、鼻水(花粉を流す)、鼻づまり(花粉を入れない)などの症状が出るのです。

花粉症を発症するかどうかは、体内のこの抗体の量により変わってきます。
ある時突然花粉症を発症する人がいるのは、それまで花粉を吸うたびに体内で作り続けてきたIgE抗体の量が、一定の水準を超えた為だといわれています。
初めて花粉症を発症した場合、鼻水が出たり、鼻が詰まったり、のどが痛くなったりといった症状は風邪とも共通するところがあるため、しばしば風邪と区別がつかないことがあります。
そんな時に役立つチェックシートがあったので掲載します。
まだ花粉症になったことがなく、もしかしたらついに「今年こそは…?」と思った方、ぜひご覧ください。

その症状は風邪?それとも花粉症?チェックシート


出典:花粉症 的確な花粉症の治療のために(第二版)大久保公裕著

保存版「花粉カレンダー」

日本でもっとも多い花粉症はスギ花粉に対するもので、全体の約70%を占めているといわれています。
ところが、花粉症には大きな地域差があります。その地域ごとに生息している植物の生態系が異なっているためです。たとえば、沖縄には杉の木が無いので有病率は非常に少ないのです。
かつて日本アレルギー協会会長の奥田稔が行なった住民台帳を基準にした1万名を対象とする疫学調査によれば、東北13.7%、北関東21.0%、南関東23.6%、東海28.7%、北陸17.4%、甲信越19.1%、近畿17.4%、四国16.9%、中国16.4%、九州12.8%で北海道、沖縄はごく少ない有病率だったそうです。(この調査時の全国平均は15.6%。)関東や東海地域は特に杉の木が多い為といわれているようです。
しかし、アレルギーの原因となる植物は、杉以外にも多くあり、今迄で50種類以上の植物が原因物質として報告されているといいます。
以下の表は、その中でも代表的な植物と、飛散が多く観測される地域、飛散時期の表です。

例えば、北海道は杉が少ない代わりにシラカンバイネは多く飛散するそうです。
このように、場所や季節によって、注意すべき花粉の種類は異なっているので、花粉症をお持ちの方は、旅行や出張で移動する際には、今は落ち着いていたとしても注意が必要です。行先の情報をしっかり仕入れていくと良いでしょう。

日常で出来る花粉症対策

では、この花粉の季節を少しでも快適に過ごすためにはどうしたらよいのでしょうか。
まず、最も大切な事は「花粉を身体に入れない」ということです。
発症している方はもちろん、現在発症していない人も、花粉を吸えば体内のIgE抗体が多く作られてアレルギーに結び付くリスクが高まります。
それでは、具体的にどんな方法があるでしょうか。外出時と、室内での過ごし方について、お伝えします。

【外出時に気を付けるべきポイント】
●上着は花粉が付いても取れやすいものを着用する
毛足の長いもの、ウールなどは、繊維に花粉が付くと、なかなか取れにくくなってしまうので避けた方が良いでしょう。
最近は、花粉が取れやすいなど機能性の高い衣類も発売されています。たとえば、ファッションのAOKIではこんな花粉用の衣類も取り扱っています。これなら、ビジネスシーンでも使えそうですね!
AOKIオンラインショップの花粉対策商品をみる

●マスクは必須!そしてコンタクトレンズよりも眼鏡!
「当然もうしている」、という方もいらっしゃると思いますが改めて。眼鏡やマスクは、大幅な花粉カットに役立ちます。
例えば、下の表をご覧ください。

出典:花粉症 的確な花粉症の治療のために(第二版)大久保公裕著
目や口、鼻への花粉の侵入をゼロにすることは出来ませんが、マスクや眼鏡を適切に使用すれば、鼻への侵入は約83%カット、目への侵入は64%と、大幅に減らすことが出来るのです。発症されている方はもちろん、まだ発症していない方も是非取り入れてみてください。
ちなみに、コンタクトレンズの場合、レンズと眼球の間に花粉が侵入すると眼球が傷つく恐れがあります。花粉の飛散量が多い時には、眼鏡の方が良いでしょう。
専門のものでなくても、一般的な眼鏡でも裸眼でいるよりは効果があります。

●帽子をかぶる
髪の毛についた花粉を、そのまま室内に持ち込んでしまう恐れがあります。マスクや眼鏡に加えて、頭の部分は帽子で防ぎましょう。

●外から室内に入る時は、花粉を落とす
自宅や社屋、取引先の訪問などで室内に入る際には、上着を玄関または建物の入り口で脱ぎ、ついた花粉をしっかり落としましょう。
その後、手洗い・うがい、できれば洗顔で、身体に付着している花粉をしっかり洗い流します。
これらは、風邪などの感染症の予防としても効果的なので、しっかりやれば一石二鳥です。

【室内で気を付けるべきポイント】
●花粉情報を確認し、花粉の多い日は窓を開けない
飛散量は、天気予報でも放送されますし、花粉観測システム(通称「はなこさん」)という環境省発の専用サイトがあります。(運用開始は2月1日)

また、日本気象協会によると、特に、以下のような条件にあてはまる日は注意が必要です。

花粉情報の要注意日
1:天気が晴れまたは曇り
2:最高気温が高い
3:湿度が低い
4:やや強い南風が吹き、その後北風に変化したとき
5:前日が雨以上から、前日または当日の未明まで雨で、その後天気が急に回復して晴れ、南風が吹いて気温が高くなる日
(日本気象協会作成)

それらの情報を活用して、花粉の多い時間帯は窓を開けないようにしましょう。
また、家庭では洗濯物や布団を外に干すのもおすすめできません。花粉の多い日は乾燥器や室内干しをしましょう。

●不要不急の外出は控える
花粉への接触を減らすことが出来ます。また、特に花粉が多く飛散する傾向のはおおよそ午後1時~3時頃といわれています。
仕事の都合上出かける必要がある場合、その時間帯を避けるよう調整を試みるのも良いでしょう。

●掃除をこまめにする
花粉が多いシーズンには、避けていたとしても外などから持ち込まれた花粉が床や布団に付着しています。
床や、布団(特に枕の周辺)はまめに掃除をしましょう。湿らせた雑巾やティッシュで軽く拭いたり、掃除機などが効果的です。

●症状のある方は、医療機関に早めに行く
既に発症している場合は、本格的なシーズンになる前に対処しておくと良いでしょう。
厚生労働省の花粉症QAには、このようなアドバイスが載っています!

花粉症の症状が起こりはじめたごく初期では、鼻粘膜にまだ炎症が進んでおらず、この時期に治療を開始すると粘膜の炎症の進行を止め、早く正常化させることができるため、花粉症の重症化を防ぐことができます。

病院では、副作用の事も考えた上で、ライフスタイルや症状の重さに合った適切なお薬を処方してもらうことが出来ます。
症状に悩んでいる場合は、我慢せず早めに病院に行きましょう。

最後に

花粉症について、色々と調べてきましたが、症状を悪化させないためには、規則正しい生活も大切だと言います。
例えば、睡眠時間を十分とることであったり、飲酒は血管を拡張させ鼻づまりや目の充血などの症状を起こりやすくなるのでほどほどに抑えること、粘膜を傷つける恐れのある喫煙を避けるなど、日常で出来る対策には、健康な暮らしを送るのに必要なことと共通する項目がいくつもあります。
この記事で上げた対策をとりつつ、まだ花粉症を発症していない方も、発症してしまった方も、少しでも快適に明るい春をお迎えください。

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木村さえこ

木村さえこ

AOKISM編集者の1人。AOKIの創業の地と同じ長野県(信州)の出身。進学で地元を離れるも、何らかの形で長野県と関わる仕事をしたいと思いAOKIへ入社。
入社後は健康関連の2つの新規事業を経験しつつ今に至る。
JRの駅で信州の広告を見るとテンションが上がる。
地理と歴史と美術に関するトピックが好き。趣味は寺社仏閣めぐり。
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