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今から防ぎたい 湿度が招くカラダの不安

佐藤登彦(さとうたかひこ) 佐藤登彦(さとうたかひこ)

こんにちは!AOKISM編集部の佐藤登彦(さとうたかひこ)です。
今回は湿度が高くなると出てくる問題と、その対策についてご紹介します。湿度が高くなるのは梅雨以降ではないか、と考える方も多いと思うのですが、実はそれよりも前から気を付けることがありました。ぜひご覧ください。


湿度が多いと困ること、とは

まず湿度が高くなると、どういったことが起きてくるのでしょうか。私たちが受ける影響で大きなものは2つあります。それは、「不快指数の上昇」と「カビ、ダニの増殖」です。

一つ目の「不快指数」とは、天気予報などでも使われている指標で、気温と湿度から計算されます。気象庁によると、指数が80を超えると多くの人が不快だと感じるようになるそうです。例えば、気温が30℃なら湿度65%以上の時の不快指数が80です。もちろん、気温か湿度のどちらかを下げることで、不快指数は減少します。

また、二つ目の「カビ、ダニの増殖」についてですが、一般的には、ダニは湿度60%、カビは70%を超えると一気に増殖するとされています。気象庁の統計を見てみると、湿度60%は4月下旬、70%は5月下旬に超えてくるようです。このカビ・ダニが増殖することで起きる問題と対策については、この後ご紹介します。


カビ・ダニ発生注意 シックハウスについてとその予防方法とは

カビ・ダニが増殖すると、吸引してしまうことで健康面での影響が出てきます。ダニの被害と聞いて、刺されることをイメージされる方も多いかと思いますが、実はヒトを刺す種類はほんのわずかなそうで、ほとんどは死骸や抜け殻、糞などに、接触したり吸引することで起きるものなのだそうです。
そういった、カビ・ダニを吸い込むことで発生する健康被害は、「シックハウス症候群」の一つとされています。厚生労働省によると、シックハウス症候群とは、化学物質やカビ・ダニなどによる住宅内の空気汚染によって引き起こされ、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹などの様々な健康影響のことをさします。具体的な原因について、厚生労働省では以下のように説明しています。

住宅の高気密化・高断熱化などが進み、化学物質による空気汚染が起こりやすくなっているほか、湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなります。それだけではなく、一般的な石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。人に与える影響は個人差が大きく、同じ部屋にいるのに、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。
(厚生労働省「健康な日常生活を送るために シックハウス症候群の予防と対策)より)

カビ・ダニへの対策には、「換気を心掛ける」、「日照を利用する」、「こまめに掃除する」が推奨されています。これらの対策をすることで、布団・カーペットや床に、水分がこもったままで湿度が高くなってしまうことと、ダニの死骸・糞が残ったままになることを防げます。


水虫は誰にでも可能性あり 原因と対策について

湿度が上がるともう一つ注意したいのが「白癬菌」の増殖です。白癬菌はカビの一種で、上述のように湿度が70%を超えると一気に増殖します。そしてこの白癬菌ですが、皮膚の病気でよく知られている「水虫」の原因になります。白癬菌が皮膚から感染すると、人間が持つケラチンと呼ばれるタンパク質を溶かしながら栄養として増殖します。その際に、かゆみがでたり、皮膚がぼろぼろになってしまいます。

気になる感染源ですが、お風呂の足ふきマットやスリッパなどからが多いそうです。例えば、銭湯のお風呂マットには高い確率で白癬菌がいる場合があるそうです。白癬菌は足に付着したとしても、その後、素足のままでいるなどして乾燥させれば、自然に剥がれ落ちますが、付着したまま乾燥させずに靴下を履いてしまうことで、感染するとされています。
また、水虫は男性が疾患するイメージが強いかと思いますが、実はそうとも限らないそうです。公益社団法人 日本皮膚科学会では以下のように説明されています。

足白癬の発症要因の一つは白癬菌が長期間足に付着することですので、実際は一日中靴を履き続けなければならないサラリーマンの方が、裸足でいる時間が多い小児や主婦より、足白癬の頻度が高くなっています。つまり女性の方が、サンダル履きや素足でいることが多いため、女性の足白癬患者が少ないという結果になっているだけです。最近は女性の社会進出が進み、1日中靴を履いている女性も増え、またブーツを履く女性もいるため、女性の足白癬も、特に若い人に増加しています。女性だから足白癬になりにくいというわけでありません。
(公益社団法人 日本皮膚科学会HP より)

自宅ではスリッパや足ふきマットなどをこまめに交換したり、しっかりと乾燥させて、白癬菌の増殖を防ぐことと、公共施設では素足をなるべく避けたりすることが、水虫を防ぐために重要だそうです。また、通気性の悪い靴下や靴を避けて、足の通気性を良くしておくこともポイントです。


まとめ

  • 湿度が高くなるとことで起きる問題は、「不快指数の上昇」と「カビ、ダニの増殖」
  • カビ・ダニが増殖することで、「シックハウス症候群」を引き起こし、様々な健康影響がでてしまう
  • カビ・ダニへの対策は、「換気を心掛ける」、「日照を利用する」、「こまめに掃除する」
  • 水虫の原因である「白癬菌」はカビの一種で、湿度70%以上で一気に増殖する
  • 水虫への対策は「足ふきマットやスリッパのまめな交換」、「公共施設で素足を避ける」、「足をしっかりと乾燥させる」

いかがでしたでしょうか。湿度というと梅雨や、真夏を想像しがちですが、じつは4月下旬からダニ・カビは増殖し始めているのですね。気持ちよく梅雨を迎えられるように、今からしっかり対策してまいります!

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佐藤登彦(さとうたかひこ)

佐藤登彦(さとうたかひこ)

AOKIグループ 寿本舗株式会社 AOKISM編集者。
AOKI店舗で接客業を学び、その後商品部、新規事業部などを経験。ベテランでも若手でもない立ち位置だからこそできる情報を皆様にお伝えしていきます。千葉出身の独身貴族。好きなものはカラオケと焼き鳥。メガネをたくさん持っています。
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