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年に一度の健康診断受けてますか?

好宮聖子 好宮聖子

こんにちは、管理栄養士の好宮です。
新年度が始まって1ヶ月経ちましたが、そろそろ健康診断のご案内が届く方も多いのではないでしょうか?
「ああ~またこの季節が!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません…。
しかし、受診することで様々な病気の早期発見にもつながると言われています。
今回はそんな健康診断に関するあれこれをご紹介します。

目次

  • ご存知ですか?健康診断の受診率
  • 健康診断を受けて予防ができる病気
  • 社員さん、部下さんにも受診をすすめよう
  • まとめ

ご存知ですか?健康診断の受診率

健康診断と一口に言ってしまいましたが、いくつか種類があります。

いわゆる「健康診断」とイメージされるものが一般健康診断です。
一般健康診断は年に1回の定期健康診断で、診察や尿・血液を採取しての検査、胸や胃のレントゲン検査など約30項目の全般的な検査を行います。
対象者は、35歳~74歳の方です。
この他に、付加健診、乳がん・子宮頸がん検診、肝炎ウイルス検査(任意です)などがあります。
さらに40歳以上の方を対象とした特定健康診査があります。
これは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目して、リスクがある方の生活習慣を望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的としています。

この中で一般健診の受診率は76.3%(※)と100%には遠く及ばず、さらに2014年度時点の特定健康診査の実施率は全保険者平均で約50%であり、2人に1人は受診していない状況です。
※…対象者数、受診者数ともに回答のあった組合を対象に算出した平均受診率(各制度の健康診査の受診者数等 – 厚生労働省)

健康診断を受けて予防ができる病気

このように、未受診の方も多い健康診断ですが、実は予防できる病気が様々あります。

発見しやすい病気としては、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などの生活習慣病のほか、肝臓疾患や腎臓疾患などです。
これらは一般の健診にある基本的な血液検査や尿検査などでふるい分けできるので、かなりの確率で発見できます。
生活習慣病は自覚症状が少ないため、自分で気が付くことができないケースが多いといわれています。
しかし、放置すれば心疾患や脳疾患など命にかかわる病気につながるリスクが高まるため、早期発見のために職場や地域での健康診断の機会はぜひ生かしていただきたいものです。

また、ガンにおいては健康診断でオプションとしてがん検診を付加することで安心と言えます。
ちなみに、自治体や企業でのがん検診は「対策型検診」、人間ドックは「任意型検診」と言われています。
この2つで言うと、死亡の多くを占める種類のガンは、対策型検診でカバーされているという見方が強いようです。
なぜかと言うと、対策型検診の目的は受診する集団の死亡率減少のためであり、そのために死亡数の多い種類のガンが選ばれているためです。

社員さん、部下さんにも受診をすすめよう

年に一度でも、自分の身体がどんな状態か把握することはとても大切です。
「安心」と分かれば、より仕事やプライベートに邁進できます。
また、もし何か気になることがあると分かっても、年に一度受けておけば早期発見で治まる可能性が高いものです。

もし、この記事を読まれている方の中に、経営者の方や管理者層の方がいらっしゃいましたら、職場の社員さんや部下さんに健康診断の受診をすすめていただければと思います。

結果、大切な人財を守ることができるでしょう。

まとめ

  • 日本の一般健診の受診率は76.3%であり、2014年度時点の特定健康診査の実施率は全保険者平均で約50%と100%は達成できていない状況である。
  • 健康診断で発見しやすい病気としては、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などの生活習慣病のほか、肝臓疾患や腎臓疾患などがある。また、ここにがん検診を付加すると死亡数の多いガンを発見することができる。
  • 健康診断の受診を社員さんや部下さんにすすめることで、人財を守ることができる。

いかがでしたでしょうか。
この記事を読んで一人でも多くの方が「よし、今年は健康診断を受けよう!」と思ってくださったら幸いです。
また、健診後は、ぜひ食事や生活習慣の見直しチャンスと前向きに捉えてもらえれば、と思います。

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好宮聖子

好宮聖子

管理栄養士。幼少の頃から食べることが好きで、いつからか食べるものや栄養に興味を持ち始める。大学で管理栄養士専攻に進み、「今日食べた物が10年後20年後の自分を作る」こと、「健康づくりは健康なうちからおこなわないといけない」ことを確信。食品の研究開発、スポーツジムでの栄養カウンセラーを経て、健康関連の新規事業立ち上げに携わるためAOKIグループへ入社。
道行く人誰にでも声をかける、スーパー社交的な息子(母は笑顔で見守るしかない)と普段は大人しいが、構って欲しい時の声は誰よりも大きい娘を育てる2児の母。
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