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習慣化できないのは意思が弱いから?「ぼくたちは習慣で、できている」のご紹介

佐藤登彦(さとうたかひこ) 佐藤登彦(さとうたかひこ)

こんにちは!AOKISM編集部の佐藤登彦(さとうたかひこ)です。「何か始めようとするけどいつも続かない」。そんな経験をされたことはありませんでしょうか?今回は「ぼくたちは習慣で、できている」(著者:佐々木典士、出版:ワニブックス)という本をご紹介します。


本書の紹介

本書は、習慣について書かれたものですが、ただハウツーがあるだけではなく、「習慣」やそれを継続する「意思力」とはどういうものなのかという部分まで、章ごとにわかりやすく説明されています。各項目で実例を用いて解説されているため、読み進めるうえで納得度が高く、章ごとに内容がはっきりと分かれているので、後からも読み返しやすくなっています。
また、著者の佐々木さんご自身が、習慣としている事や、それを習慣にするまでの経緯についても書かれていて、読みながら自分事に置き換えやすいことも魅力の一つとなっています。

毎日やると決めたことが継続できなかった時に、よく「意志が弱かったから」としてしまいがちだと思います。ですが、今まで何が具体的に悪かったのか、今度はどうすれば良いのか、というものが本書を読むことで見えてきました。これから何かを始めたい方や、今の自分を変えたいと考えている方にはおすすめの1冊です。


本書を読んでの学び・気づき

さて、本書を通して、私が学べたことや気づいたことをいくつか紹介します。

1、まずやめることを決める

本人にとって良いものであれ悪いものであれ、人の1日は習慣に満ちていて、何か新しい習慣を追加しようとすると、古い習慣を捨てなければならなくなる、と筆者は述べています。その際に、どれをやめるのかは、次のことを念頭に考えるように記されています。

・自分の子どもに身につけて欲しくないもの
・終わった後に、達成感ではなく後悔を覚えるもの
・振り返った時に、 大きな学びを得たと感じられ ないもの

2、習慣のトリガー・報酬を洗い出す

本書では、習慣とは「トリガー」「ルーチン」「報酬」の3つの要素で成り立っているとされています。「トリガー」とは行動を起こすきっかけで、「ルーチン」はそれにより起こす決まった行動、「報酬」は行動によって得られるもののことです。
そして、上述のような身についてしまっているやめたい習慣があった時に、問題となるルーチン(行動)のトリガー(きっかけ)は何なのかを洗い出すことが、まずは必要だと説明されています。ルーチンが発生した時の場所・時間・心理状態・自分以外の人物・直前の行動を記録にとってみてみることで、何がきっかけであるかがわかってくるそうです。さらにその次に、本当の報酬が何なのかを確かめることで、問題のルーチンを変えることにつながっていきます。そのことについて筆者は以下のように記しています。

ぼくは何の対策も取らないとツイッターをたびたび見てしまう。他の人の投稿はそうでも ないのだが、どうやら自分のつぶやいた内容に対する反応が見たくなってしまうようだ。この本の原稿を書いている時も、脳が活性化されたのかアイデアが次々と浮かぶのでそれをつぶやきたくなった。しかし、それをすべてつぶやき、反応を見ていては、原稿が進まなくなってしまう。そうしてぼくはスマホのメモ帳に「ツイッター」というタイトルのテキストを作った。何か思い浮かんだら、そこに書く。効果はてきめんだった。ぼくがツイッターを使っているのは「いいね」が嬉しいからだと思っていたが、 より大きな報酬は、自分のアイデアを「保存できる」ということだった。誰にも知られなくても、保存することでかなりの満足感を得ることができたのだ。

私は今までやめたい習慣があった時に、ただ漠然と我慢する、だけでした。このようにしっかりと分析をするアプローチはしたことがなかったため、今後ぜひ取り入れようと感じました。

3、やる気は、やる前に出ないと知る

毎日運動をする習慣がなかった頃、ぼくはジムに行った後にバーベルをあげたり走ったりすることより、「ジムに行くこと」自体のほうが難しいことに気づいた。バーベルを持ち上げている時に、ジムから帰ろうかどうしようかなどと逐一迷わない。走っている最中に、もう一歩走ろうかどうかなどとも迷わない。しかし、ジムに行く前には「今日は行くべきか、サボってしまうか」と散々迷ったり「今日はなんかやる気がでないなぁ」などと考えてしまっていた。

筆者はこのように文中で述べています。とりあえず何かを始めてしまうことで、やる気は生まれるそうで、このプロセスは「作業興奮」と呼ばれるものだそうです。「まずはやってみる」、ということが大切なのをわかったつもりでいても、今まで、逃げる口実として「やる気」のせいにしてしまっていたことに気がつかされる部分でした。

いかがでしたでしょうか。私は普段いかに自分が手近な「報酬」につられて、習慣化を逃していたのかがよく分かった1冊となりました。本書で学んだことを活かして、自分でやると決めた習慣を身につけられるように、「まずはやってみます」!

「ぼくたちは習慣で、できている」(著者:佐々木典士、出版:ワニブックス)
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佐藤登彦(さとうたかひこ)

佐藤登彦(さとうたかひこ)

AOKIグループ 寿本舗株式会社 AOKISM編集者。
AOKI店舗で接客業を学び、その後商品部、新規事業部などを経験。ベテランでも若手でもない立ち位置だからこそできる情報を皆様にお伝えしていきます。千葉出身の独身貴族。好きなものはカラオケと焼き鳥。メガネをたくさん持っています。
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